雨が降るか、8つのモデルの多数決
世界8機関の予報モデルに「この日は雨か」を聞いて、その答えを数えたものです。8つとも同じ答えならほぼ確実です。答えがばらついた日は、モデルどうしで予想が食い違っているということで、当日にならないと分かりません。
- 雨1日で1mm以上
- 少し降る0.1〜1mm
- 降らない0.1mm未満
カードの中の縦棒1本が、モデル1つの答えです。日付カードを選ぶと、下の天気図とグラフがその日に切り替わります。10日先まで同じように見られます。
天気図(海面気圧・予想)
選んだモデルが計算した気圧配置を、等圧線4hPaごとに描いています。20hPaごとに太線。モデルを切り替えると、低気圧の位置や深さの見立てがどれだけ違うかが分かります。
- 等圧線
- 4hPa間隔。線が混んでいるところほど風が強く吹きます。
- H高 / L低
- 高気圧・低気圧の中心と、その中心気圧(hPa)。
- 青い網かけ
- 1時間降水量が0.2mm以上と計算された領域=雨域です。
- 赤い印
- いま表示している地点。
時間別の比較
モデル別の数値
| モデル(提供機関) | 最高気温 | 最低気温 | 日降水量 | 最大風速 |
|---|
読み方のめやす
日本国内では、気象庁 MSM(5km)だけが日本域専用の高解像度モデルです。他は全球モデル(9〜25km)なので、地形の影響が強い山岳・沿岸ではJMAの値を重めに見るのが妥当です。 いっぽう数日先の大きな流れ(前線・台風の進路)はECMWF IFSの評価が高く、実務では「近い日はJMA、先の日はECMWF、ばらつきの大きさで確度を測る」という使い方が現実的です。 気温のばらつきが3℃を超える日、雨の答えが分かれた日は、予定を確定させず前日に再確認してください。 8日目以降は答えるモデルが5つ前後に減り、当たり外れも大きくなります。その先は「傾向を眺める」用途と割り切って、直前に見直してください。 なおこの天気図は各モデルの計算値から機械的に等圧線を引いたもので、気象庁の予想天気図のように前線解析や予報官の判断は入っていません。
山を選んだときは、山頂の標高を指定して気温を補正しています。指定しないと格子の平均標高で計算され、夏の3000m級で10℃前後も高く出ることがあります。 ただし補正できるのは高さの分だけです。稜線の突風、谷から湧く雲、雷雲の発達といった山特有の現象は、5〜25kmの格子では表現しきれません。 登山の計画には、気象庁の府県予報や山岳向けの専門情報、現地の山小屋の情報とあわせてお使いください。